VTR入出力で使える安心なツール

6 1月

ソニーさんが去年の春で放送用VTRの製造を終了しましたが、まだ当面は現場でVTRの使用は継続すると思われます。ただここ数年で見ると、明らかにテープへの書き出しの頻度は減ってきていると聞きます。しかしまだゼロにはならないですね。そんな中で、安心して確実に入出力ができるのはどんな組み合わせなのか?私の場合はBlackmagic Designのハードウエアを使っている環境です。

以前にも書いた気がしますが、2017年1月の現状では私の中ではBMD純正のMedia Expressが最も信頼性が高いというのが結論です。まあハードウエアの開発元の純正アプリですから当然と言えば当然です。最新版のPremiere Pro2017ではVTRのI/Oの検証はまだですが、積極的にやることはないでしょう。Premiere Proはリアルタイム系の処理精度は信頼できないので、真面目に取り組んで欲しいところです。

現状ではMedia Expressが安定している評価を’持っていますが、ではそれは完璧かと言えばそうではないのが困ったところです。物足りないのは、QuickTimeファイルが持っているタイムコードのメタデータをそのまま出力できないところです。さらにアッセンブルかインサートのみでクラッシュモードがないので、テープ先頭部に黒みを事前に記録せねばなりません。理想はQuickTimeファイルを一気にクラッシュモードで最後まで書き出せれば楽なのです。

こんな話をしていたところ、私のDaVinci Resolveの師匠からResolveでやってみたらどう?とアドバイスをいただきました。ResolveでVTR入出力するのは盲点でした(汗)。Resolveはクラッシュモードも搭載していて、クリップの前後に指定した秒数の黒みを追加して書き出しもできます。まさにワークフロー向けの玄人受けする機能が搭載されています。今回はResolve Studioで試しましたが、このVTRの部分はLite版でも同じように使えると理解しています。

結果は、非常に使いやすいのと安定動作が得られました。Resolveのバージョン7の頃にVTRのIN/OUTで面倒な目に遭ったので選択肢から外れていましたが、今や非常に安定した信頼感の高いヤツになっていました。VTRのI/Oという出番が少ないタスクではありますが、今後は第一にResolveで試してみたいと思います。

4 thoughts on “VTR入出力で使える安心なツール

  1. PremiereProユーザーグループの市井です。InterBEE2016では大変お世話になりました。
    ありがとうございました。
    山本さんのおっしゃるように、市井もMedia Expressをメインに書き出しをしていました。
    DaVinciは盲点でした。なるほど。。。
    今度市井も試してみます。情報ありがとうございました!

  2. 市井さん、コメントありがとうございます。

    DaVinci Resolveだと素材のタイムコードがそのまま出力できるのと、前後に指定した黒みを追加できるので、非常に便利でした。信頼性に関しては時間をかけて見ていくことになりますが、当面はVTRとのやりとりはこれがベストかなと思ってます。

  3. 簡便さではMedia Express ですよね。
    (DaVinciはほんの少し作業が多くなる)
    私たちの業務では資料映像を多く扱うのでテープの作業は欠かせません。
    今もHDCAM数百本と格闘中です。
    あれだけデータベース化などと言われていたのに・・・?!
    思うようには世の中進みませんね。

  4. ふじわらさん

    残している本数が二桁から三桁ほど違うでしょうから、ひたすら取り込むしかないですね。早くしないとVTRが入手できなくなってしまいますね(笑)

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